平成22年度学校自己評価報告書
                                              伊賀市立府中小学校
                                             校長 水井 啓介
(1)学校マニフェストの達成状況(「子どもアンケート」「保護者アンケート」の結果より) 
   ※ 「そう思う」「だいたいそう思う」「あまりそう思わない」「そう思わない」の内、
「そう思う」「だいたいそう思う」の合計の割合(%)
 @ 学力の向上・・・基礎学力の定着と主体的な学びを大切にする。
  ◎よくわかり、楽しい授業を工夫します。(教科、道徳、総合)(目標80%)
    子ども・・・国語(89%) 社会(81%) 算数(85%) 理科(90%)
          生活(97%) 音楽(92%) 図画工作(97%) 家庭(89%)    
      体育(93%) 道徳(84%) 総合的な学習(93%)   
    保護者・・・(93%)
  ◎授業中、話を聴き、自分の考えを持って学習する児童を育てます。(目標80%)
    児童(自分は、学習にすぐ取り組める。[準備や気持ち])・・・(80%)
    児童(自分がきく)・・・(82%)、児童(友だちがきく)・・・(87%)
    保護者(友だちや先生の話をしっかり聴くようになってきている。)・・(91%)
  ◎授業中の話し合いで、自分の意見を言う児童を育てます。(目標80%)
    児童(グループでの話し合いの時、自分の意見をよく言う。3〜6年)・・(83%)
    保護者・・・(77%)
  ◎家庭学習の習慣(10分×学年数以上)を推し進めます。(目標80%)
    児童(勉強している)・・(87%)  保護者(身についている)・・(68%)
 A 人権の尊重・・・ちがいを認め合い、感性を育て、人権を尊重し合う。 
  ◎児童が学級や学校で楽しく生活できるようにします。(目標100%)
    児童(業間休みや昼休みは、楽しい。)・・・(97%)
    児童(給食の時間を楽しみにしている。)・・・(94%)
    児童(何でも話したり、一緒に遊んだりできる仲のよい友だちがいる。)・・・(96%)
    保護者(子どもは、学校で楽しく生活できている。)・・・(94%)
  ◎自分のことが好きで、大切にできる児童を育てます。(目標100%)
    児童(自分のことが好き。)・・・(89%)
    保護者(子どもは、自分自身を大切にしている。)・・・(95%)
  ◎相手の気持ちを考えて行動する児童を育てます。(目標80%)
    児童・・・(84%)  保護者・・・(96%)
  ◎児童が自分の思いを安心して話せる学校にします。(目標80%)
    児童(学級で・・67%、先生に困りごと相談・・77%) 保護者・・・(83%)
◎人権講演会等各種行事への出席者が60%以上になるような魅力あるものにして、
   参加を働きかけます。
    人権学習に関わる学級懇談会[11/19](52%) 人権講演会[1/28](21%)
B キャリア教育・・・地域の人々とのふれあい、体験活動、読書活動を通して、生き方を
   考え、豊かな心を育む。
  ◎地域学習を通して良さを理解し、地域が好きという心情を育てます。(目標80%)
    子ども(府中が好き)・・・(95%)  保護者(育てている)・・・(88%)
  ◎読書習慣を身につけます。(自分の読書目標の達成)(目標80%)
    児童・・・(77%)  保護者・・・(65%)
  ◎友だちや先生等にあいさつをしている。   児童・・・(91%)
  ◎そうじを一生けんめいしている。   児童・・・(83%)
C 生命尊重・・・命を大切にして、健康で安全な生活を送る。
  ◎健康と安全に気をつけて生活する習慣を育てます。(手洗い,うがい,ベランダは歩く等)(目標80%)
    児童(気をつけて生活している)・(89%)  保護者(身についてきている)・(89%)
  ◎登下校の時、安全に気をつけている。  児童・・・(92%)
  ◎登下校や自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶる習慣をつけます。(目標100%)
    児童・・・(91%)  保護者・・・(90%)
  ◎学校の建物や遊具などは、安全で使いやすい。  児童・・・(84%)
  ◎学校の施設・設備は、適切に整備されている。  保護者・・・(69%)
(2)学校自己評価結果と分析
 @ 「学力の向上」について、6月に実施した到達度診断調査(4〜6年、前年度の学習内容)
  の結果を受けて、国語では書く学習や作文指導に力を入れて取り組んできた。算数では、具体
  物や半具体物を使って、自分の生活と結びつけて考える学習に力を入れてきた。
   アンケート結果にも出ているように児童が落ち着いて話を聴く態度は、身についてきている
  と思われる。3年生以上の学級で、授業の途中で4人グループになって話し合う学習を取り入
  れている。児童のアンケート「グループでの話し合いの時、自分の意見をよく言う。3〜6年」
  の項目で「そう思う」「だいたいそう思う」と答えた児童の合計が、昨年度は61%であった  
  が、今年度は、83%になった。今後も話し合いの課題や教師の指導・支援等を更に研究して
  発言を増やしたり話し合いの質を高めたりしていきたい。
   学力の定着には、家庭での学習習慣が大切だと考えて取り組んできた。児童のアンケートで
  昨年度の65%に比べると、本年度は87%と向上したが、さらに自学自習する方法や意欲づ
  けの指導を授業とも関連づけて研究し、家庭の協力を得ながら学力の向上を図っていきたい。
 A 「人権の尊重」について、まず児童が楽しく生活できる学級や学校を目標に取り組んできた。
  児童が自由に過ごせる業間休みや昼休みが楽しいと答えている児童の割合が97%、「何でも
  話したり、いっしょに遊んだりできる仲のよい友達がいる。」と答えている児童の割合が96
  %ということからみると目標はほぼ達成できている。しかし、「楽しく思えない児童」や「仲
  のよい友達がいると思えない児童」がいることを受け止めて、一人ひとりの児童をしっかりと
  見ていきたい。また、「自分のことが好き」と思えるように、自尊感情を育てていきたい。
   児童のアンケート「自分の思っていることや考えていることが学級で話せる。」という項目
  で、昨年度の59%から本年度は67%になったが課題である。また、「困ったことがあると
  先生に相談できる。」が昨年度も本年度も77%で、「話しにくさ」を解決していきたい。
 B 「キャリア教育」について、本年度も地域の人々からお話を聴いたり、体験活動をさせても
  らったりしたことで、働くことのすばらしさや地域の良さをたくさん学べた。
   読書の習慣については、朝の全校読書や低学年の「絵本の読み聞かせ」に取り組んでいるが、
  児童77%、保護者65%というアンケート結果を受けて、指導や支援を工夫していきたい。
 C 「生命尊重」については、児童の日常生活の様子を見ていると、まだまだ課題がある。
   校舎移転により、地震によるガラスの割れや建物倒壊の不安が少なくなった。自校給食や中
  学校サイズに直っていない設備の改善に要望があり、必要である。
  
   
 
(3)学校改善の方向性
   「学力の向上」については、一人ひとりが文章の内容を読みとり、自分の考えを書く力をつ    
  けなければならない。また、学習意欲を高めるために授業の工夫や読書活動の推進を進めると
  ともに、学習課題やグループの話し合いの質を高め、「学びの共同体」づくりを進めていきた
  い。さらに、基礎学力が定着しにくい児童に対する指導方法の工夫と個に応じた支援体制を研
  究していかなければならない。「人権の尊重」については、何でも話せる仲間づくりや子ども
  と教師の関係づくりを進めなければならない。「キャリア教育」では、地域の方を中心とした
  「人との出会い」をより充実させていきたい。「生命の尊重」については、自分の身を守るた
  めに、意識・習慣・体力などの観点から指導や訓練をしていきたい。さらに、施設や通学路等
  の「安全と使いやすさ」に向けた改善に、関係機関と連携して取り組んでいきたい。
    

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